Unity 教本(スラスラ読める Unity ふりがなプログラミング Kids)の紹介

プログラミング

Unityの教本紹介3冊目は「スラスラ読める Unity ふりがなプログラミング Kids」です。

ほかの教本がきになる方は以下をどうぞ。

ターゲット

この本のターゲットはタイトルに「ふりがな」が付いている通り、小学生向けの内容になっています。

本の表紙にも「小学5年生以上対象」と書かれています。

中身もすべての漢字はおろか、英語のところにもルビが付いていてひらがなが読めれば本の中身全体を読む事は出来ます。

ただし、言葉としては難しい部分も存在するのですが各言葉について丁寧に解説しているので読み進めていく事で言葉の意味も理解していけると思います。

章構成

この本は以下の章構成になっています。

  1. Unity最初の一歩
  2. ブロックくずしを作ろう
  3. 続ブロックくずしを作ろう ~スクリプトの秘密~
  4. 続々ブロックくずしを作ろう ~完成への道~
  5. 迷路で追いかけっこゲームを作ろう
  6. FPSゲームを作ろう

1章はUnityについての紹介でインストールについては書かれていませんでした。(巻末付録に付いているので必要ならそちらを参照しましょう)

2章~4章にまたがってブロックくずしのゲームを作りながら学ぶ構成になっています。

小学生でも理解できるようにしているため、テンポはゆっくりです。

5章で迷路、6章でFPSそれぞれのゲームを題材に反復と新しい内容の学習になっています。

全体を通して極力プログラムしない方法で実装しているのでUnityというツールを使えばこんなに簡単にゲームを作る事ができると思わせるような構成です。

実際に作ってみた

実際にこの本を使って作ったプロジェクトを公開してます。

※プロジェクトの公開についてはこの本で紹介されていないため以下の記事を参照ください。

2~4. ブロックくずしを作ろう

タイトル通りのブロックくずしゲームです。

玉を跳ね返して9つのブロックを壊すゲームです。

全てのブロックを壊しても玉が無くなってもクリア画面やゲームオーバー画面にはなりません。

Unity WebGL Player | FuriBlock

5. 迷路で追いかけっこゲームを作ろう

プレイヤーのネコが敵のイヌから逃げながら迷路を進んでいくゲームです。

ゴール地点は設定されていません。

ブロックくずし同様、クリア画面もゲームオーバー画面もありません。

Unity WebGL Player | FuriMaze

6. FPSゲームを作ろう

タイトル通りのFPSのゲームです。

こちらもクリア画面やゲームオーバー画面はありません。

敵も1体立っているだけで攻撃してこないです。

Unity WebGL Player | FuriFPS

まとめ

冒頭にも書きましたが全ての漢字および英語にルビが付いているので小学生でも読み進める事ができます。

Unityについてだったりゲーム作成についての用語や内容については一通り説明が付いているので大変かもしれないですが理解できると思います。

Scratchなどのゲームを作るツールを触った事がある子であればすんなり始められそうです。

Scratchから一歩ステップアップしたいと考えている子にはちょうど良い教材ではないでしょうか。

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