もともと3Dプリンターのために3Dモデルのモデリングをやりたくて図書館へ行ったところ、無料で始められる3DCAD関連の教則本が見つからず、代わりに3DCG関連(BlenderとZBrush Core)の本が多く有ったのでそっちから勉強を始めました。
ただ、僕は仕事の関係上3DCADに触れる事が多かったので3DCGでのモデリングよりも3DCADでのモデリングをしたかったので図書館でリクエストサービスを受ける事にしました。
Fusion360の教則本
無料の3DCADで有名なFusion360でのモデリングをやりたかったので以下2点をリクエストする事にしました。
マスターズガイドは県内の図書館に有ったので取り寄せてもらいました。
操作ガイドは見つからないため、リクエストで購入を依頼しました。
Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂 第2版
この本は「身近なものを作りながら3D CADの基礎を学ぼう!」と題してペン立て、コマ、マグカップとチュートリアルを進めていき、モデリングの最後はミニ四駆のボディを作るという流れの教則本になっています。
子供の頃、ミニ四駆で遊んでいた僕にとっては興奮しかない内容になっていました。
実際に現在自分でこの本に取り組んでおり、次はとうとうミニ四駆のボディ作りに入るところです。
3D CADは経験済みだった事もあるかもしれませんが結構スイスイとこなすことができました。
手順についても全て図入りで丁寧に書かれているのでつまづきも少なく進められると思います。
改訂 第2版となっていますがこれは2019年のバージョンアップによるインターフェースの変更に対応するためで、現時点のFusion360とインターフェースに違いはありません。
ちなみにこの本、「ベーシック編」と書かれていますが「ベーシック編」以外はまだ無いようです。
Fusion 360 操作ガイド ベーシック編 2020年版
この本は「初心者でも安心 自分のペースでしっかり学べる!」と書かれている通り、3D CAD初心者が初めて触る事を前提の内容になっています。
文字数は少なめで、画面の写真を手順毎に番号付きで載っているので迷わず進めそうです。
各章の最後には課題も用意されていて、自分がどこまで理解できているかの確認にも使えそうです。
この本も「2020年版」となっているので現時点のFusion 360のインターフェースと一致しています。
上記説明に「~そうです。」と書いたのは、実はこの本については最近手元に来たばかりでまだ始めていないです。
なので全体を斜め読みした感想になっています。
こちらについても実際にやってみてから改めてこの本についても紹介したいと思います。
まとめ
と言うわけで2冊の教則本について紹介しました。
この2冊を比べた僕の感想としては「マスターズガイド」は「ベーシック編」と言いながらモデリングについて網羅的に解説されています。
特に後半はフォームモデリングが多く出てくるのでデザイン寄りの内容になっていると思います。
果たして「ベーシック編」以外は登場してくるのでしょうか?
「操作ガイド」については(エアプで恐縮なのですが)フォームモデリングよりスケッチからの押し出し、回転などによるモデリングが多く思えます。
なので機構、構造などのモデリングを主にしたい場合はこちらの本がおすすめになりそうです。
「操作ガイド」は現時点で「ベーシック編」以外に「アドバンス編」「スーパーアドバンス編」「CAM・切削加工編」と4種類出ています。
だから「ベーシック編」ではスケッチからのモデリングが多いのかもしれないですね。
2冊とも手順毎の画面の写真が多く登場するのでどちらからでもつまづきが少なく始められると思います。
上記2冊についてはまた別途詳細の紹介をしていこうと思います。
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