前回記事にも書きましたがMakeCode Arcadeが更新されてサインインできるようになりました。
なので今回はサインインして実際に使ってみてその紹介をしようと思います。(紹介記事でも少し触れましたが更新情報に無かった新しい機能についても紹介します)
サインインしてみる
MakeCode Arcadeを表示すると右上に「Sign In」ボタンが追加されています。
「Sign In」ボタンをクリックすると「Sign into MakeCode Arcade」ウィンドウが表示されます。
メッセージの内容的には更新情報にあった通り、Microsoftのアカウントを使う事でプロジェクトをクラウド上に保存できる事が書かれています。
「Sign into MakeCode Arcade」ウィンドウ 右下の「サインイン」ボタンをクリックするとMicrosoftアカウントへのサインイン画面が表示されます。
ブラウザ上ですでにサインインしている場合には 「ここで使用できるアカウントが見つかりました」 で表示されるのでアカウントをクリックすればすぐサインインが完了します。
出てきていない場合でもMicrosoftアカウントのサインインを行えばMakeCode Arcadeへのサインインも完了します。
サインインが完了するとMakeCode Arcadeのホーム画面に戻りサインインしている状態になります。(右上の「Sign In」ボタンが無くなり、代わりにMicrosoftアカウントのアイコンが表示されます)
早速新しいプロジェクトを作ってみましょう。
gitのアイコンとなりにクラウドを示す雲のアイコンが表示されます。
そのままホーム画面に戻るとプロジェクトのカード右下に雲のアイコンが付いていてクラウドに保存されている事が確認できます。
この状態でサインアウトしてみました。
サインアウトはMicrosoftアカウントのアイコン(右上)をクリックする事で「サインアウト」ができます。
サインアウトするとクラウドに保存されているプロジェクトが「Cloud Projects」に変わりました。
この「Cloud Projects」カードの中身を見ようとクリックすると「Sign In」ボタンをクリックした時と同様に「Sign into MakeCode Arcade」ウィンドウが表示されます。 (サインインする事でプロジェクトの中身が見れるようになります)
実際にクラウドに保存されているか確認するために別の端末でMicrosoftアカウントでサインインしてみました。
クラウドに保存されたプロジェクトが一覧に出てきて編集が可能になりました。
関数処理の展開&閉じる
しれっと追加された新しい機能の中に関数の展開と閉じるがあります。
関数を作成すると今まで出てきていなかった上向きのボタンが追加されています。
このボタンをクリックすると関数無いの処理(ブロック)がたたまれて見た目がスッキリします。
関数だらけのプロジェクトになると全体の見通しがしやすくなって良いと思います。
他にもいろいろ
気付いていない物もあると思いますが(逆に前から有っても気づいていなかった物もあるかもしれないですが)他にも新しい機能がいろいろ追加されています。
「スプライト」には追跡のブロックが追加されています。
動きの確認がまだ出来ていないですがその名の通り、スプライトがスプライトを追いかける動きをしそうです。
「ゲーム」には入力に関するブロックが追加されています。
ブロックを見ただけではどのような動作をするのかわからないです。
「ループ」には新しいくりかえしブロックが追加されています。
カウンターの保持とリストに合わせてくりかえししてくれるようなブロックです。
他にもあると思いますがしっかり覚えていないのでこれくらいにしておきます。
まとめ
今回の更新情報には目玉となるクラウド対応が前面に書かれている事は理解できるのですが他にも追加された機能も多いのでその情報展開も欲しかったですね。
一番衝撃だったのはやはり関数の処理を開いたり閉じたりできる機能です。
これだけでプロジェクト全体の処理が見やすくなります。
他の追加されたブロックもブロック数を減らす事ができる物が多く、今後もこのような機能追加は期待してしまいます。
サインインについては気になる事が1つあり、GitHub連携しているとサインイン時に連携解除を求められます。
理由は分からないですがGitHub連携している方は注意が必要です。
※GitHub連携について以下の記事にて懸念を紹介しています。
何か面白い物がありましたら色々紹介しようと思います。
↓現在MakeCode Arcadeを学べる唯一の書籍です。
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