Git 教本(改定2版 わかばちゃんと学ぶ Git 使い方入門)の紹介

プログラミング

最近色々な教本(特にUnityが多い)の紹介をしていますが今回はバージョン管理に便利な「Git」の教本の紹介です。

Gitとは

Git(ギット)は、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。

出典:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/Git)

Wikipediaに書いてある通りの変更履歴を管理(バージョン管理)してくれるシステムです。

ターゲット

この本のターゲットはバージョン管理システムを導入したい(または使った事が無いけど気になっている)ような方向けの内容になっています。

バージョン管理を手動のファイル名で行っている方は一度この本を見てみる事をお勧めします。

章構成

この本は以下の章構成になっています。

  1. Gitって何?
  2. 個人でGitを使ってみよう
  3. 複数人でGitを使ってみよう
  4. 実用Git~こんなときはどうすればいい?
  5. Gitで広がる世界
  6. ふろく~コマンド操作に挑戦!

1章では「Gitとは?」について簡単に説明しています。

2章、3章ではGitを実際に使いながら学べるようになっています。

4章ではGitを使い続けていると困る場面の対処法が書かれています。

5章、6章はページ数が少なくおまけのような内容になっています。(コマンド操作必須の方には必要な章になっていると思います)

全体を通してマンガを交えて書かれていますので飽きる事なくできると思います。

実際に使ってみた

実際に教本に従ってGitを使ってみました。

2. 個人でGitを使ってみよう

Gitは色々なツールで使う事が出来るのですがこの本では「SourceTree」というソフトを使っています。

そのメリットについても書かれていますが大半の人におススメ出来るソフトだと思います。

「SourceTree」のインストールからリポジトリの作成、各操作を詳しく書かれています。

基本は本に書かれている通りに実行する事で進めていけました。

3. 複数人でGitを使ってみよう

2章ではローカルリポジトリの閉じた環境でのやり方でしたが3章からはリモートリポジトリを使った操作が書かれています。

この本ではGitHubへアカウント登録して操作をしています。

試す先のリモートリポジトリが準備されているので独学では難しい各操作も実行する事が出来ました。

2章同様、基本的には本に書かれている通りに進める事が出来るのですが1つ躓いたポイントがありました。

「プッシュ」をする時に「SourceTree」からGitHubアカウントを使ってログインするところでエラーが発生しました。

ツイートにも書いたのですが2021年8月からログイン方法がパスワードからトークン制に変わったため、本に書かれている通りには進める事が出来ませんでした。

トークンの作成方法は後述します。

4. 実用Git~こんなときはどうすればいい?

4章では実際にGitを使っていて困った時用の内容となっているので中身を確認しただけです。

内容は見ていて確かに困りそうな内容が書かれていたのでいざ困った時に必要になりそうです。

GitHubのトークン作成方法

トークンの作成方法についてはGitHub Docsに詳しく掲載(個人アクセストークンを使用する)されているのでこの通りに進めれば作成可能です。

個人用アクセス トークンを管理する - GitHub Docs
コマンド ラインまたは API を使用して GitHub への認証を行うときに、パスワードの代わりに personal access token を使用することができます。

作成には権限を指定するのですがどれを付ければ迷うと思います。(僕は迷いました)

とりあえずこの本を進めるためには以下の「repo」の権限設定を行えば大丈夫です。

まとめ

Gitの一通りの操作はこの本で体験できます。

今まで気になっていたけど使った事無いって方は見てみる価値があると思います。

実際に使っていて問題に遭遇しても4章の「実用Git~こんなときはどうすればいい?」を参照する事で解決しそうなので導入が終わっても後で活用できると思います。

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