しばらく使わずに放置していた我が家の3Dプリンター「EasyThreed X1」を使って何か作りたいと思っていたらGoogle Home miniホルダーの3Dデータを見つけました。
フィラメントも前に買ってそのままにしていた1kgが有ったので早速印刷してみました。
3Dデータの入手
3Dデータはフリーのstlファイルがダウンロードできる事で有名な「Thingiverse」です。
コードを束ねてコンパクトにまとめたかったのでアダプターと一式でセットできるホルダーにしました。
印刷範囲の狭さ
stlファイルをダウンロードして「Ultimaker Cura」で読み込んだところ、悲劇が起きました。
印刷範囲に入らないorz
EasyThreed X1の印刷範囲は100 x 100 x 100 mmに対してこのstlファイルは87.9 x 101.6 x 57.0 mmなのでそのままでは印刷できません。
しかもUltimaker Curaでは印刷範囲ギリギリまで使う事ができず、感覚的に84 x 84 x 84 mmがgcoodに出来るギリギリのラインっぽいです。(設定変更すれば可能かもしれないですが今は分からないです)
ちなみにデータを斜めに傾けたりしてみましたがどんだけ頑張ってもスライスできる配置には出来ませんでした。
データを加工
仕方がないのでデータを加工して印刷する事にしました。
Fusion 360で84mm角になるように壁を作り切り落としました。
加工できたので早速Ultimaker Curaで読み込み確認。
バッチリです。
これで印刷へ進む事ができます。
印刷開始
gcoodに変換できたら印刷を開始して待つだけです。
心の声を呟きながら印刷してます。
ブリムがズレるのが気になる・・・
そして5時間ほどかけて印刷完了
ブリムのズレはブリムだけでその後の成果物がズレる事なく思ったよりキレイに印刷する事ができました。
取付完了
ブリムとバリを取り除いてGoogle Home miniを取り付けてコンセントに差し込んだら取付完了です。
粗い印刷部分は極力見えなくなってかなり良い感じで出来ました。
まとめ
改めてEasyThreed X1を使いましたが精度を求めなければ遊べるツールだと思います。
EasyThreed X1を使ってみた記事はこちら。
実はこの後にもっと精度を上げようと3軸のテンションを張りなおしてみたのですが改善できませんでした。
フィラメントの交換時にUltimaker Curaの設定も見直してそこそこの状態までできましたがこれ以上は良くならなかったです。
印刷範囲いっぱいで精度を求めないモデルが有れば経験値を積むつもりでガシガシ印刷していこうと思います。(フィラメントもまだまだたっぷり)
コメント