蒲郡市に在る海と地球をテーマにした科学館の「蒲郡市生命の海科学館」へ行ってきました。
きっかけ
ここへ行くきっかけは正月休み中に子供たちから「どこか遊びに連れて行って」とせがまれたのでAELネットに加盟している公共施設を調べたところ、近くて安く、正月早々から営業しているのが「蒲郡市生命の海科学館」だったので「それじゃここへ行こう」となりました。
良心的な価格の「蒲郡市生命の海科学館」
「蒲郡市生命の海科学館」の入館料は大人500円、小人200円、未就学児の幼児は無料です。
また、割引券、割引クーポンも充実していて割引を適応すると大人500円が300円に、小人200円が100円になります。
割引券を持っていない人でもホームページ内に割引券のページが有るので印刷して持って行くと誰でも割引対象になります。
更に「ほの国こどもパスポート」などを持っていれば無料となります。
僕の場合は大人1人(はぐみんカード提示で300円)、小人1人(ほの国こどもパスポート提示で無料)幼児1人(無料)で合計300円でした。
世界唯一の展示物
一階エントランスに大きくクジラの化石の展示物が有ります。
この化石は「インカクジラの化石」と紹介されており、今まで発見されていなかった新種に認定された物と説明が有りました。
なので世界でこの化石を見る事が出来るのは唯一ここだけです。
そんなロマンあふれる展示物も子供(小学校低学年以下)たちには動かない退屈な展示のようで早々に次の展示物へ向かって行きました。
動く展示物も有るよ
「インカクジラの化石」が展示されているエントランスには空中にプレシオサウルスの骨格模型が展示されていますが子供たちはその下に有る触れる事が出来る展示に興味津々です。
ここには全部で3つの展示物が有ります。
一つ目は町の模型に取っ手がつけられ引き出す事で地層がどうなっているか確認できる物です。
少し硬く、力を入れないと引き上げれないので小さい子には見るのが大変です。
2つ目はピンボールみたいにピンが沢山付いていて上からボールを落とすとランダムでいろんな生物に決まり、進化を体験できる展示です。
3つ目は地球と太陽の距離についての展示だったようですが残念ながら行った時は入院中でどんな展示だったのかわからなかったです。
常設展示エリア
エントランスには大きな螺旋階段が有り、そこを昇っていくと3階の常設展示エリアが有ります。
ここで初めて知ったのですが実はここまでが無料で入館料が必要なのはこの3階に有る常設展示エリアなのです。
なので世界唯一の「インカクジラの化石」は無料で観る事が出来ます。
さて、3階の常設展示に入ってみるとまずは大型モニターが有り、スイッチを押すと「太陽と地球がどうやって出来たのか?」を解説する映像が流れます。
次に目に入ってきたのは隕石と地球の石で重さを体験出来る展示が有りました。
実際に隕石を持ってみると石より重い事が良く分かります。
他にも多数の展示物やモニターを操作して学べるものがところ狭しと置かれており、全て見回る事が出来なかったので触った中で印象に残った物を紹介します。
フロアの中央近くに大きな箱の真ん中に地球が見える展示物が有りました。
見るところの隣には手元で操作出来るモニターが有り、地球についての学習が出来るようになっていました。
同時に4人が操作できるくらい大きな物でインパクトが有りました。
そこから少し進んだところに電子顕微鏡とシャーレに入った鉱物が置かれていて表面がどうなっているかを観察出来るようになっていました。
子供たちは何度も交代しながら観察してました。
フロアの一番奥には囲いが有り、その中には球面のモニターで地球が映し出されていました。
更にこのモニター、説明にしたがって両手で抱えた状態から回す動作をすると映された地球の映像も回ります。
これには子供たちは奪い合いながら地球を回していました。
ミュージアムシアター
有料エリアの最後にはシアターホールが有り、時間によって色んな映像が観れるようになっています。
今回はタイミング的に「星の王子様」でした。
内容は行方不明になったバラを探しに色々な星を巡るという物で子供たちには退屈せずに観る事が出来たようです。
2階は図書室
受付で入館料を払った時に係りの人から「左から3階への階段、右の奥から2階への階段になっていて3階と2階は直接繋がって居ません」との説明を受けていたので3階の常設展示を見終えて1階に戻り、2階への階段で2階へ向かいました。
2階に上がると小さな部屋が1つ有り、図書室になっていました。
本の種類はやはり地球に関する物が目に付きます。
その部屋の奥にはなんと月面ローバー(のように見えた)が置いてありました。
子供たちはつまらなそうに次へ行きたがっていたので本物なのか模型なのかは不明です。
幼児向け広場
これでほぼ全部回り、残りのイクチオ広場へ向かいました。
広場の入り口に利用は受付を済ませる必要がある旨の注意書があったので受付で広場利用の名簿に名前を書いて利用が可能になりました。
この広場ではレゴブロックやジェンガなどのおもちゃを借りて遊ぶ事が出来るとの事でおもちゃも借りてきました。
広場はクッションの床に流線型の机(椅子?)が有り、思い思いに遊ぶ事が出来ます。
完全に幼児向けですが下の子はここが一番楽しんでいました。
ボイスペン無料貸出
後から気付いたため、借りる事を断念したのですがボイスペンという展示物の説明をしてくれるアイテムを無料で借りる事が出来るようです。
残念ながら体験していないのでこちらについての説明は出来ないです。
無料なので借りて損は無いと思います。
イベントも豊富
その日もイベントは有ったのですが時間の都合で参加出来ませんでした。
イベントは毎週土日に行われていて、工作系は材料費が必要ですが無料で参加出来ます。
まとめ
幼児向けの広場やおもちゃの準備はされているのですが展示内容的にも小学校高学年~中学生向けの施設になると思います。
リンク
科学について学ぶ事ができる施設の記事は以下から
・豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館 へ行ってきました
公式HPは以下から
蒲郡市生命の海科学館(公式HP):蒲郡市生命の海科学館
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