DIY 冷風扇を試してみた

DIY

前回は天窓を塞ぐ暑さ対策について紹介しました。

夏も本番になってきて天窓を塞いだぐらいでは暑さに抵抗できず、気になっていた冷風扇を導入してみました。

冷風扇とは

wikiにこんな説明が書かれていました。

冷風扇(れいふうせん)とは、水が蒸発する際に気化熱を奪うことを利用した、主に家庭用の簡易な冷房装置のことである。水冷式冷風機と称されることもあるが、冷風機水熱源ヒートポンプパッケージ方式(水冷エアコン)とは原理効果ともに異なる。

Wikipedia

という事で単なる扇風機とは違い「気化熱」を奪う事で更なる冷却効果を期待する物です。

Amazonにて選定

Amazonにてこの冷風扇を検索してみると大体安い部類には水を貯めるタンクが付いていて、送風と一緒にこの中の水を霧状にする事で霧状になった水が肌に当たり気化熱を奪う仕組みになっている事がわかりました。

この仕組みから言えそうな事として水が冷たければ冷たいだけ効果が期待できるのでは?と考えて氷を入れられるタイプに絞りました。

その中でも価格がまぁまぁ、風量調整付きでバッテリー内臓タイプがあったのでこれに決めました。

早速注文して2日で到着しました。

中身紹介

パッケージは小さく、本体とほぼ変わらない大きさです。

本体の大きさと同じ大きさのパッケージ

箱の中には本体と説明書、USBケーブルの3つが入っていました。

中身は本体、説明書、USBケーブルの3点
本体(前)
本体(後ろ)

本体上部に水のタンクが有り、蓋を開ける事で水を入れる事ができます。

蓋を外すとタンクにつながる

本体の構造

この冷風扇にはフィルターが内臓してあり、このフィルターにも水を含ませる事で冷たくなるようです。

フィルターは本体前面の吹き出し口のとってを引っ張る事で取り出せます。

吹き出し口を引っ張るとフィルターを取り出せる

フィルターを外すと本体前から内部の構造が良く見えます。

本体(前)から見た内部の構造

本体後方に大きなプロペラが付いていて、ここから風が送られてくる事がわかります。

タンクから下に伸びているのが水が通るところになっているので霧状になったタンクの水はここから風と一緒に送られる構造になっています。

引き出した吹き出し口のすぐ後ろにはフィルターが付いています。

吹き出し口とフィルター

フィルターは間隔を空けて10枚セットされています。

フィルターに水を含ませると効果が上がるそうなので使う前にはフィルターを水で濡らして元に戻します。

使用した感想

使用してみましたが正直水による冷却効果はあまり感じる事ができませんでした。

氷を入れて試してみたのですがそれでも微妙な感じで実感できる事は無かったです。

ただ、フィルターに水を含ませた状態なら若干涼しい風が出てるように思えました。(風量はMaxにしても送風距離は短いため、すぐ近くに置いておく必要があります)

でもフィルターに含んだ水は一番小さい風量でも1時間持つかどうかぐらいなのでその都度フィルターに水を含ませる事をしないと効果が継続しません。

バッテリーについては一番小さい風量で8時間は稼働したので優秀だと思います。

まとめ

数ある冷風扇の中のたった1つをレビューしただけなので冷風扇の評価というより今回購入した冷風扇のレビューになってしまいますが値段の割には効果が薄いと感じました。

正直タンクは全然意味が無かったと言えるくらい不要な物でした。

常にフィルターへ給水できるようになればそれなりの効果が得られたと思うと残念です。

ここまで酷評で書いていますが涼しい、涼しくないの感じ方は人それぞれなので人によっては値段以上の物だったと思う人も居るかもしれません。

購入を検討していた人の参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました