Mac mini 2012 いまさらMac OSをクリーンインストールした話

Mac

Mac mini 2012に現時点で最新のMac OS「Catalina」をインストールしました。

そこで色々な問題が発生したので備忘も含めて紹介していきます。

SSDエラー発生

当時、どうしてもMac OSに触れたくなり、2013年にMac mini 2012を購入しました。

ただ、根っからのWindowsユーザーがMac OSに慣れる事ができずにBoot CampにてWindows7を入れてMac OSに触る事はかなり少なくなりました。

そして最近、またMac OSに触ろうと思いMac OSに切り替えようとしたところMac OSが立ち上がらなくなっていました。

原因はSSDで購入当時はまだSSDも高価だったため、少ない容量のSSDと既存のHDDにてFusion Drive化を行っており、Mac OSはそのFusion Driveへ、Boot CampはHDDへそれぞれインストールして使っていました。

Windowsばかり立ち上げていたため、SSDの故障に気づかずWindowsのみ使えるMac miniになってしまいました。

SSD換装&「Mountain Lion」クリーンインストール

壊れたSSDはどうにもならないので新しくSSDを購入してMac OSのクリーンインストールをしました。

Mac mini 2012にはMac OS「Mountain Lion」が入っているのでまずは「Option+Command+R」でmacOSユーティリティを起動して「macOSを再インストール」を選んでSSDへMac OSをインストールします。

で、このMac mini 2012なんですがmacOSユーティリティを表示させるのに一苦労しました。(僕だけか?)

「Option+Command+R」を押すタイミングですがネット上では起動前、起動直後、音が鳴ってからなど色々載っていたのですがどれも(起動時に音が鳴らないのは僕のだけ?)macOSユーティリティを表示させる事ができませんでした。(正直Mac mini自体壊れた?と思うくらいに起動しない)

諦めが悪くタイミングをずらしてトライしてみたのですがうまく行かず、やけくそになって電源投入後に上記3つのキーを連打してたらmacOSユーティリティが表示されました。

macOSユーティリティが表示できなく悩んでいる人は連打、おすすめですw

2ファクタ認証でつまずく

Mac OS「Mountain Lion」は難なくインストールが完了したので最新のMac OS「Catalina」をインストールするため、App Storeを開き「Catalina」のダウンロードを実行します。

ここで問題が発生しました。

最新のMac OS「Catalina」は「Mavericks」以降のOSでないとインストールできないとの事なので「Mountain Lion」からは直接インストールできませんでした。

そこで過去にインストールしたMac OS「El Capitan」が有ったため、App Storeへログインしました。

しかし、過去には無かった2ファクタ認証なるものが存在し、ログインを阻まれました。

僕はApple製品はこのMac miniのみのため2ファクタ認証を通過する術を持っていないのです。(2ファクタ認証は設定しない限り有効にはならないみたいですが記憶の彼方に消えてしまっています)

IDとパスワードを入れてログインを試みても「確認コードを入力してください」と表示されるだけでログインはできない状態。

ネットで調べてみると「確認コードを受信していませんか?」で携帯のSMSにて受け取れるっぽい事が書かれていましたがログイン画面にはそんな文字は表示されていません。

公式サポートは神対応

これ以上の自力対応はできなかったので公式サポートへ連絡しました。

状況を伝えたところやはり「ログイン画面の「確認コードを受信していませんか?」をクリックしてください」と言われたので「ありません」「え?」みたいなやりとりをして表示されない事が衝撃的みたいでした。

そしてしばらく対応方法を確認した後、「最終的にはOSのバージョンアップがご希望ですか?」と聞かれたので「Catalinaがインストール出来ればOKです。」と伝えたところ以下のページ(以前のバージョンの macOS を入手する)を案内されました。

macOS をダウンロードしてインストールする方法 - Apple サポート (日本)
最新バージョンまたは以前のバージョンの Mac オペレーティングシステムを対応モデルの Mac コンピュータにダウンロードし、インストールする方法をご案内します。

あとで調べてみたら過去のMac OSがダウンロードできるように用意されているようで検索すればほかのOSへアップグレードが可能なんですね。(App Store以外に方法が無いと思っていました)

案内の後に「アップグレードやその後に何か問題があればご連絡ください」との事でサポートは無事終了しました。

そしてアップグレードも無事完了し、「Mountain Lion」⇒「Sierra」⇒「Catalina」へとMac OSのインストールをする事ができました。

まとめ

つまずきがいくつかありましたが、無事Mac OSを最新の「Catalina」にする事ができました。

公式サポートも8年前に発売した本体に対して対応して頂いて大変助かりました。(まさに神対応です)

どうやら次にリリースを控えているMac OS「Big Sur」はMac mini 2012を対象外にしているようなのでこの「Catalina」を大事に使おうと思います。

2021/03/12 追記

Mac OSのバックアップ(Time Machine)をNASに設定した記事を書きましたので興味がある方はいかがでしょうか?

おまけ App Storeが応答なし

実は「Catalina」インストール後、Mac miniを起動すると勝手に「App Store」が起動し、描画の更新がされないまま「応答なし」の現象が発生していました。

再度公式サポートへ問い合わせたところ、電話口にて切り分け作業を行いOSの再インストールを提案されました。

再インストールについてもmacOSユーティリティから「macOSを再インストール」を選んでインストールが開始されるところまで確認して頂きました。(「Catalina」インストール済みのHDDへの再インストールは直接「Catalina」をインストール出来る事を知りました)

再インストール後は勝手に「App Store」も起動する事なく、起動後は直ぐにトップページが表示されてアップデートの確認を行う事ができました。

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