GIGAスクール構想も含め、小学校プログラミング教育が注目されています。
プログラミング学習でよく取り上げられているツールとしてScratchがあります。
命令となるブロックを組み立ててプログラムを作っていくため、プログラミングの最初の学習としては最適だと思います。
しかしScratchの登場が2006年であり、既に15年も前になります。
その間にブロックを組み立ててプログラムを作るツールはたくさん出てきています。
MakeCode Arcadeとは
そんな多くのブロックを組み立ててプログラムを作るツールのうちの1つとして「MakeCode Arcade」という物があります。
このツールの特徴はファミコン風ゲームを作るのに最適な材料がそろっています。
さらに仕様を満たしたデバイスへ作ったプログラムをインストールして動かす事が出来ます。
僕は「Meowbit」というデバイスを持っていてゲームボーイのようにゲームを入れて遊んでいます。
子供は楽しみながらプログラムができ、親は懐かしいドット絵を感じながら一緒に楽しむ事が出来ます。
学習方法
MakeCode Arcadeには公式のチュートリアルがあり、内容が充実しています。
難点としては日本語化がまだ途中になっていて、ほとんどが英語のチュートリアルで行う必要がります。
チュートリアルはヒントの画像や動画を見ていれば何となくどうすれば良いか分かりますが英語での説明ってだけで若干ハードルが上がる感じになってしまいますね。
なお、本ブログではチュートリアルの翻訳紹介を行っているので一度見てはどうでしょう?
僕はこのチュートリアルを一通りこなしてどんな事が出来るか確認する事で色々と自分の思い通りの作品を作る事ができるようになりました。
どんな物が作れるか?
チュートリアルで紹介している内容ではオープニング画面、ゲームオーバー画面のような画面遷移するサンプルはありません。
ですが画面遷移するゲームを作る事は可能です。
実際に僕が作ったTwitterネタゲームでは画面遷移するゲームで作っています。
ちなみにタイトル画面付きゲームの作り方については記事を作っているので確認してみてください。
マルチプレイも可能
拡張機能が必要ですがAUXケーブルを使ったマルチプレイのゲームを作る事も可能です。
ただ、この機能はかなり限定的なので余り広がりは期待できないと思います。
まとめ
かなりMakeCode Arcade寄りの内容になっていますがそれだけ手軽に昔のゲームっぽい物を作れる事がおすすめするポイントになっています。
公開方法もプロジェクトを公開設定してその時に表示されるURLを伝える事でブラウザ上で遊ぶ事ができます。
まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
↓現在MakeCode Arcadeを学べる唯一の書籍です。
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